「米酢、玄米酢」「香酢」「もろみ酢」「ぶどう酢」「バルサミコ酢」の成分特徴と効果
「米酢、玄米酢」「香酢」「もろみ酢」「ぶどう酢」「バルサミコ酢」の成分特徴と効果はどうなっているのでしょう?
米酢、玄米酢
- ■成分
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酸度:中・・・4~5%
エキス分:少・・・1~3%
アミノ酸:中・・・0.1~0.5% - ■効果
- ・血液がサラサラになる
- アミノ酸量が多く血流改善効果が期待できる
- ・血圧安定作用がある(高血圧対策)
- 高血圧予防効果があります
アミノ酸が豊富な黒酢や玄米酢は有効 - ■特徴
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原料に玄米が使われているので、独特の味わいがあります
原料は黒酢とほとんど同じなので、黒酢に近い健康効果も得らることが可能。
香酢(こうず)
- ■成分
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エキス分:多・・・10~20%
アミノ酸:多・・・0.5~2%
酸度:多・・・5~8% - ■効果
- ・ダイエット効果がある
- アミノ酸が豊富に含まれているため、クエン酸サイクルとアミノ酸の脂肪燃・焼効果のが期待できる。
- ・美肌効果
- 血液サラサラ効果で血行が良くなったり、コラーゲンの産生を促し、美肌効果も期待できる。
- ・コレステロール抑制効果がある
- アミノ酸がコレステロール上昇を抑え、血液をサラサラにする効果も期待できる。
- ・二日酔い改善に有効
- 肝臓の働きを助けるアミノ酸も含まれている。
二日酔いや食べ過ぎの改善にも有効。 - ■特徴
- 日本の黒酢と同じように半年~数年熟成発酵させて作られます。黒酢よりもアミノ酸やエキス分が多いのは、米などの原料を十倍以上使っているため。熟成が終わった最終段階で煮詰めることで、濃縮され濃度が高まります。
もろみ酢
- ■成分
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アミノ酸:多・・・約0.5%
酸度:少・・・1~3%程度
エキス分:多・・・約20% - ■効果
- ・ダイエット効果、美肌効果がある
- クエン酸が豊富なので脂肪、糖の代謝を促す効果がある
- 疲労回復・消炎効果がある
- クエン酸サイクルを活発化する
- ■特徴
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泡盛の酒粕を搾り、アルコール分を抜いて作られたお酢。もろみ酢には天然のアミノ酸やクエン酸が豊富に含まる。一般のお酢に比べると酢酸分が少ないので、ツンとくる酸味が少なく飲みやすいお酢である。
酢酸も体に吸収されてクエン酸に変化するが、クエン酸のまま飲んだ方が即効性があると言われている。運動の前後にもろみ酢ドリンクを飲むとダイエット効果や疲労回復効果がある。
ぶどう酢
- ■成分
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酸度:多・・・5~7%
エキス分:少・・・1~2%
アミノ酸:少・・・0.1%以下 - ■効果
- ・コレステロール低下作用がある
- 赤ワインビネガーは赤ワインと同様にぶどうポリフェノールをたくさん含んでいるためコレステロール抑制にも効果的
- ・殺菌効果がある
- 白ワインビネガーは殺菌効果がある。
- ・整腸作用がある
- 酒石酸には整腸作用があることが知られている。
ワインビネガーには酒石酸が多く含まれている。 - ■特徴
- ワインビネガーはワインと同じくぶどうを主原料に使うため、アミノ酸は少ないが、酒石酸をたくさん含んでいる。
バルサミコ酢
- ■成分
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エキス分:多・・・約20%
酸度:多・・・約6%
アミノ酸:中・・・約0.2% - ■効果
- ・血行促進(血液サラサラ)がある
- バルサミコ酢は血行促進に効果があると言われている。
- ・疲労回復
- 疲労回復・消炎効果がある。
- ・消炎作用がある
- バルサミコ酢はもともと薬用に使われていた。
- ■特徴
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甘みの強いブドウを木の樽で長期間発酵・熟成させているためで、エキス分がたくさん含まれている。
イタリア語で「誇り高い」という意味であり、イタリアの高級料理には欠かせない調味料。